多摩センター健康セミナー vol.22

「被災地現状と身につけたい緊急時対応」を開催しました

2011年6月掲載
平成21年度より多摩センター地区連絡協議会の新規事業として毎月開催することとなった「多摩センター健康セミナー」。第22回が5/26(木)に実施されました。

◆日 時 平成23年5月26日(木) 13:30〜15:00
◆会 場 新都市センターホール
◆実施内容 セミナー及び質疑応答
  第一部 今村 隆正氏【株式会社 防災地理調査代表取締役】
        「地理学専門家として震災の解説、緊急時における対応策など」
  第二部 田村 豊医師【医療法人社団めぐみ会理事長】
        「被災地で行った医療活動を通して見た現地実情」
  質疑応答
◆参加者 140名(スタッフを含む)
◆主 催 多摩センター地区連絡協議会
◆後 援 多摩市


 第一部では、今村氏より、地理学の専門家から見る震災の解説や、現地で見た被災地の生々しい状況、緊急時には自分の命を守ることがまず何よりも大切であるということ、などが語られました。
 第二部では、田村氏より、自ら医師会に「支援要請をしてほしい」と働き掛け、震災後11日目に早くもチームを編成して現地入りしたこと、現地の診療の実状、緊急時に備えて日頃から予備の常備薬をかかりつけ医からもらっておくことの必要性などが語られました。
 短い休憩を挟んで、会場から回収したアンケートを元に、2名の講師が質疑応答を行いました。会場からは、「マグニュチュードと震度はどう違うのか」という基本的な質問や、「アトピーのある息子が現地ボランティアに行っている。特に気をつけることがあれば教えてほしい」という具体的な質問がいくつも挙げられ、来場者はどなたも大変熱心に耳を傾けていました。




※このセミナーの様子は、多摩テレビで後日放映される予定です。



運営:多摩センター地区連絡協議会