多摩センター健康セミナー vol.27

「糖尿病セミナー 〜患者さんと語る新薬のお話〜」を開催しました

2011年12月掲載
平成21年度より多摩センター地区連絡協議会で概ね月1回開催している「多摩センター健康セミナー」。第27回が11/25(金)に実施されました。

◆日 時 平成23年11月25日(金) 14:00〜15:00
◆会 場 ココリアホール
◆実施内容 セミナー及び質疑応答
   宮川高一 医師 (医療法人社団ユスタヴィア 理事長) ※総合司会
   藤井仁美 医師(多摩センタークリニックみらい院長) 
   奈部 浩一郎 医師(田村クリニック) 
   山口 純 医師(田村クリニック) 
◆参加者 130名(スタッフを含む)
◆主 催 多摩センター地区連絡協議会
◆後 援 多摩市、多摩市医師会


   開場まもなく、中高年の男女を中心にたくさんの来場者で座席はほぼ満席となりました。
 総合司会の宮川医師からの紹介により、まず藤井医師が、新薬の治療について説明した後、実際に新薬を使用している2名の患者さんも交えて具体例の紹介を行いました。
 次に、山口医師から「GLP-1受容体作動薬」について、その後、奈部医師より「DPP-4阻害薬」についての解説がありました。聞き慣れない横文字の薬名などが並ぶスライドを見ながら、来場者の皆さんは熱心にメモを取っておられました。
 休憩の間にアンケート用紙を回収し、後半は質疑応答を行いました。「糖尿病の典型的な症状は?」「糖尿病予備軍と言われたがどうすればよいか?」と言った質問から、「インシュリンを3回打っているがDPPに替えることはできるのか」と言った実際の患者さんからの具体的な質問まで多数が寄せられました。
 最後に、宮川医師からまとめのお話があり、「予想した以上に新しい治療法がたくさんできてきています。今、症状を悪くしなければ近い将来にはもっと良い方法が見つかるかも知れません。焦らずゆっくり糖尿病と上手に付き合って行きましょう」と締めくくられました。




※このセミナーの様子は、多摩テレビで後日放映される予定です。



運営:多摩センター地区連絡協議会