多摩センター健康セミナー vol.49

「不眠」と「不眠症」〜正しい睡眠対策〜
を開催しました


2014年5月掲載
平成21年度より多摩センター地区連絡協議会で概ね月1回開催している「多摩センター健康セミナー」。第49回が4/25(金)に実施されました。

◆日 時 平成26年4月25日(金) 13:30〜14:30
◆会 場 ココリアホール
◆実施内容 セミナー及び質疑応答
    中尾 重嗣 医師(桜ヶ丘記念病院 精神・神経科)
◆参加者 110名(スタッフを含む) 
◆主 催 多摩センター地区連絡協議会
◆後 援 多摩市、多摩市医師会

 
 開場前には6階で待つ方が数名おられ、開始時刻までに会場はほどよく埋まりました。来場者の多くは中高年の男女でしたが、例月よりも若い世代が若干多かったようです。
 中尾医師によれば、「不眠症」とは「入眠障害」「中途覚醒」「早期覚醒」「熟眠障害」などが1か月以上継続し、日中の生活に影響が出る病気のことをいう。人によって「適切な睡眠時間」は違うが、正しい睡眠対策のポイントは、「翌朝起きる時間を固定し、夜は眠くなってから布団に入る。」「布団に入る2時間ぐらい前に38〜40度のぬるめの湯に長めに入る。」「眠れないときはいったんベッドから離れて、暗いままの室内で静かに過ごし、眠くなってから布団に入り直す。」などがある。なお、いびき、呼吸停止、手足のむずむずなどが原因で良く眠れない場合は、何らかの病気の可能性もあるので注意が必要とのことでした。
 休憩を挟んで後半の質疑応答では、「睡眠導入剤は習慣になってしまうか」「睡眠時無呼吸症候群の人は睡眠薬を服用してはダメなのか」などの質問が寄せられ、中尾医師が回答されました。




※多摩テレビ放映予定日:6/1〜7/5 111・112chにて(※諸事情により変更される場合があります。)



運営:多摩センター地区連絡協議会