多摩センター健康セミナー vol.55

気にしてみよう泌尿器科健診
〜「症状がないから大丈夫」は禁物〜


2014年12月掲載
平成21年度より多摩センター地区連絡協議会で概ね月1回開催している「多摩センター健康セミナー」。 第55回が11/28(金)に実施されました。

◆日 時 平成26年11月28日(金) 13:30〜15:00
◆会 場 ココリアホール
◆実施内容 セミナー 佐藤 三洋 医師(日本医科大学多摩永山病院 泌尿器科部長)
◆参加者 100名(スタッフを含む)
◆主 催 多摩センター地区連絡協議会
◆後 援 多摩市、多摩市医師会

 
開場前から6Fレストラン街通路に数名の方が待っておられた。開演までに席はほどよく埋まった。
佐藤医師は、血尿の様々な原因、いくつかの検査方法、検査結果の捉え方などを説明された。健診で血尿を指摘されただけでは、必ずしも重大な病気とは限らないが、45歳ぐらいからは泌尿器の癌が急激に増えることもあるので、軽く捉えずきちんと検査することが大事であると話された。また、「赤くなくても血尿と診断されること」や逆に「赤い尿=血尿では必ずしもない」ことなどについても、具体的な症例を挙げて解説された。

休憩を挟んで後半の質疑応答では、回収したアンケート用紙で寄せられた質問の中から、「腎臓内科と泌尿器科の違いは?」「頻尿と前立腺がんの関連は?」「PSA検査はどのくらいの間隔で受ければよいか」などいくつかに佐藤医師が手際よく答えられた。




多摩テレビ放映予定日 12/7〜1/3 111・112chにて(※諸事情により変更される場合があります。)



運営:多摩センター地区連絡協議会